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詩・散文・エッセイなんでもコォ━━━━щ(゚Д゚щ)━━━━イの徒然日記
 パワハラ賞状のニュースを見るに、どうもかなりおかしいように見える。上司は五十代くらいだろうか。高度経済成長期からバブルにかけて、日本人は狂ったように働いたと読んだ。実際、狂ってたんじゃないか。二十四時間戦えますかなんて精力剤のコピーもあった昔。
 心が置き去りになる。
 精神医療を批判されて医者が、我々の努力を人権屋の批判で台無しにさせないとの文を書いていたようだ。ちゃんと患者に接してきたって。それはいいんだけど、人権屋という言葉が出てくるのが気になる。人権を軽視して道はなし。倫理崩壊の現状。あとは数の暴力があるだけ。
 この国が更新に失敗したということ。昔のやり方でまだやりたがっていること。しかしそれでは先がないこと。いいじゃないですか。僕は生ぬるく見守るだけです。





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ふふ、実はMy 詩集できていたんだな(^w^) しんみり眺めて朝~。おはよ~


朝四時の短詩

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十代の僕は自問した。客観的・普遍的・絶対的真理は存するか。
そして答えた。無い、あるのは主観的・個別的・相対的真理のみである。
のちに数学の世界には前者が普通にあることを知って切なく思った。





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彼:「人類は未だ幻想に惑い、迷妄に深く沈んでいる。彼らが目覚めることなどあり得ようか?」

彼女:「あるわよ、あなたからその無駄なセックスアピールが消えたころにね」

彼:「では、いよいよのようだな( ゚д゚ )クワッ!!」






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フロベールのボヴァリー夫人のように、本を読みすぎて、実生活もまた作り物だ――あるいは冗談、作り話、嘘だ――と信じてしまう人物も現れる。十九世紀においては、才能ある多くの人間が自殺を遂げたが、それは、現実と夢が交錯し、たがいの輪郭を曖昧にしてしまうような両義的世界を生きていたからだ。このためド・クインシーやコールリッジは阿片に、ポーはアルコールに、ベドーズは自殺へと追いやられた。ショーペンハウアーはこのジレンマの本質をとらえて、『意志と表象としての世界』というタイトル自体にそのことを表現した。…… 
 *1

 十九世紀のヨーロッパの社会状況と現在を見比べることで何か得られるものがないだろうか。活版印刷はやはりかなり画期的な発明でそれによって本が多くの人の読めるところとなり、小説が登場するころにはここに引用したような状況が表れてきていた。“意志と表象”という言葉は我々にしてみると何を意味するのか捉えるのが少し難しい。と、ここでそのショーペンハウアーに影響を受けた哲学者ニーチェの文もたどってみよう。

真理が仮象よりも価値が多いなどということは、もはや一つの道徳的先入見である。それどころか、それはおよそ世界に存在する最も拙劣な証明に基づくものなのだ。とにかく次の一事だけは是非とも容認してもらいたい。すなわち背景的な評価と仮象性に基づかずには、全く生というものは成り立たない。そして、大概の哲学者たちの有徳ぶった感激と愚昧によって、「仮象的世界」を全く棄て去ってしまうとしたら――さて、諸君にそれができるとしてのことだが――、そうすればその際、少なくとも諸君の「真理」からはもはや何も残らないであろう!…… 
 *2

 部分的な引用で文意をくみ取るのは難しいかもしれないが、この文中の“真理”を“リアル”と、“仮象”を“ネット”と置き換えて読んでみてほしい。意味が通じはしないだろうか。二十一世紀を生きる我々も夢と現実がたがいの輪郭を曖昧にする両義的世界をまた、生きているのだ。十九世紀ヨーロッパの人々は浮かれていたかもしれないが、その後何が起こったかを忘れないでほしい。歴史は繰り返すという、太陽の下に新しきものなしともいう。何度も言いたいが現代がまっさらな教訓にすべき過去を何も持たない新たな時代だ、などと思わないことだ。歴史を紐解けば符合するポイントはそこここにあり、学べることはいくらでもあるはずだから。



*1 コリン・ウィルソン著 『わが青春わが読書』柴田元幸監訳 学習研究社 1997.12.1発行第1刷 p62-63
*2 ニーチェ著 『善悪の彼岸』木場深定訳 岩波文庫1992.9.20.第28刷発行 p61-62




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