腫れぼったく目が赤い
二日酔いの
こんな時間に起きた
己の欲望に負けた人間の顔
若いころは内面が空虚で空虚で
見てくれで勝負するしかなかった
から小奇麗にしていた
今や内面は充実したのかもしれないが
果実はもう腐りかけ
いっそロマンティックに夭折する夢を見るも
なかなか簡単には死ねないようで
なら無様に死ぬまでは生きようと心に決めて
はてどう生きたらよいか考える
拒絶か 受容か
そんな問いが駆け巡っている
すべてをすっぱり切ってしまえば
私は中毒の鎖さえ断ち切れて
肉体的にも楽になる
ただしその場合
私の表情は硬く尖って人を見下ろすだろう
仏心で受け入れて生きれば
蜘蛛の糸のような話だ
たくさんの亡者の念に憑りつかれ
命の火は確実に短くなる
はらわたに
この世のあらゆる毒を仕込んで生きているようだ
だからどんな鬼も私を食べられないのだ
「誰も困ってないならいいんですよ」
名言である
ぼくは…困ってるよ?
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だから古人の知恵は無視できないのだ
姉はぼくにそう言い聞かせて本を閉じた
たしかにどの分野であれ成功する者は
古典に対して少なからず敬意を払っている
今の政治家は――過去の知恵の蓄積をかなぐり捨てようとしているが
そうなればもうノーガードでの殴り合いになるだろう
ぼくもまた一人で歩いてきたわけではない
今でこそ年老いてしまったが
ぼくにしてみれば最短で
ニーチェさんが、ニジンスキーさんが倒れた地平から始めて
なんて遠くへ来たんだろう
太宰さん、中也ちゃん、見てますか
あなた方の苦悩は今
多くの人の知るところとなって
ほの暗い闇のその向こう
そしてまた
ぼくの倒れた地平から
もっと新たな芽が出ようとしていて
驕らず、たゆまず、ひたむきに
前人未到を掘削してけ
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ぼくに不満の種がなくなったら
詩など書かなくなるに違いない
新作が投稿されないからといって
嘆かないでください
便りがないのは元気な証ですから
本当に、考えてみれば
ぼくは何一つ損なわれておらず
幸せすぎるほど幸せで
こんな時に何かを書くなどということがどうしてできましょう!
ところが瞬間瞬間はそうともばかりもいられない
誰もみな不満はある
現実は人にとって多かれ少なかれ威圧的だ
潜水艦の航海で練度の低い船員は発狂する
恋人の不慮の死によって人は発狂する
考えてみましょうよ
人が発狂するのはどんなときか…
どうしても受け入れがたい現実に直面したときだ
その意味で狂気とは現実からの逃避・離脱である
誰のなかにも狂気はあると言われるのは
先にも言ったように
現実とは誰にとっても多かれ少なかれ受け入れがたいからだ
そして今君たちの面前にあるのは何か
しおれた世界があるばかりだ
こんなことになったのは誰かが悪いに違いない
人はこんな風に考える
そしてもう勝手に犯人捜しをする始末さ
そうでなければ
ひどい目にあった人たちには
罪の意識ばかりが残ります
おや、ぼくはまた人の逃げ道をふさいでしまうだろうか
我々は堕ちなどしなかった
逆に長い坂道をゆっくりと登ってきたのである
と思うが
はた、人のことまで知るものか
ぼくはぼく自身の生活を整えられればそれでいいので
それに際して知恵が多少の助力を与えてくれるなら
賢くありたい
君たちもそうしたまえ
誰だって
己を救えるのは己のみなのだから
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基本的人権の尊重と個人の自由は日本国憲法で大切に保障されていたと思う。
そこにいったいどのような文言が入ると、精神科で行われているような人権侵害が可能となるのか教えてほしい。
現在、日本で行われている治療と称した半ば強制的な矯正、拷問が止まない限り、この国が回復することはないだろう。
私は現行法の憲法があまねく守られていればそれで問題はないと考えている。
守られていないのが問題なのだ。
以前ツイッターの #誰も信じてくれない真実を語るというタグで、拉致・監禁・拷問は日本国内でしれっと行われている。と書いたことがある。
これは比喩や誇張ではない。
精神科の裏病棟ではこんなことが日常茶飯事で行われている、今、この瞬間も。
死者も多く出ている。
そしてそのことは、まるでそんな残酷なことなどないかのように、それが正しいことであるかのように、国家公認で行われている犯罪行為なのだ。
戦争中、日本軍がたいそうな残虐行為を働いたことを私は疑わない。
南京大虐殺、従軍慰安婦(数をつつこうが、名前をどう呼ぼうが働いた事実に変わりなし)そういったもろもろがあったであろうことを疑う余地はない。
そしてそのことは、まるでそんな残酷なことなどないかのように、それが正しいことであるかのように、国家公認で行われた犯罪であったのだ。
なかったと主張する方には「おまえ、処女を連れてきたっていうのか?」とでも言ってさしあげたい。
被害にあわなければわからない、あってからではもう遅い。
昔、私は病気と一生付き合っていく覚悟はできています、と書いたことがある。
これは一生かけてこの精神科の問題と取り組み、糾弾するという決意表明だった。
何よりこれが人類の近現代史を毒してきた最悪の問題なのだから。
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またの名を窓際のニートットちゃん。
大航海時代Onlineで漂流中。