混迷の明日に

どうした、もう書かないのか弱虫と。はい書けません書きません

きみとの意見は平行線、僕は閉口するばかり

わからない、から黙っている。主導権から身を引いて

映像で見れば零（こぼれ）落ちるものがあるんだ、人の心も

どこをか一つ悪者にして終えられる戦でないことも

核がある原発があるワクチンも先端技術が聞いて呆れる

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正直に言うと

会いたい人とか

まずいない

そんな僕に

会いたいと言う

君の気持ちは

どんなにか

ねっとりと

魅力的に

映っているのか

知るすべもない

僕はといえば

僕には毎日

会っていますので

鏡の前の

くたびれた顔

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日曜日の永遠

また一冊できました。表紙。




目次。

縦書き、20編、48ページ☆




サンプル。

自由詩、短歌、川柳、五行歌、みっちり。

大体既発表だけれど書き下ろしも少し。

読み応えあるかな？

ダウンロードはこちら→日曜日の永遠

ではまた～ﾉｼ

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酔いの残る朝

また方々に失礼な

詩を書き散らし

しかし正直であることを

禁じられた文章は

半分、死んだも同然で

父母を救えぬ恐れから

ということは

追従者も救えぬ恐れから

何と何をも繋げなかった

酔いの残る朝

教授は賢くて

土方はバカか

逆だったりして

と茶々を入れ

貧しき者は幸いかな

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表紙買い

詩の即売会に行って

たとえば僕が君の詩集を

買わなかったからといって

否定されたなどと

思わないでください

何かしら手を控える

要素があったのかもしれない

たとえば表紙の

お手製のイラストだったり

お手製のイラストだったり

いあいあ、

イラストいいじゃないですか

まぁ何かだ

盛られた詩の内容は

きっとどれをとっても

すばらしい

この末法の世にあって

僕らの情動体験は深いから

それは予感する

そして腑に落ちるまでの

時間もかかるのだ

僕の詩もまた

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