暦に

心細くなっていくのは

日が暮れるからだ

寒いからだ

暗いからだ

人生と重ね秋

子も生まれ

君のお家は

上る春

ライジング・サン

じゃないか

春売って

酒浴びてなお

恋に操を

立ててたと

知ってる

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ポエミー

誰も呼んではくれないので

自称詩人を名乗っている

多少は呼んでくれる人も

いるかもしれない

多少、他称詩人

なんつって

一人でウケてる～

えぇ、ぼっちですからね

自他の境界につまずくのだ

そこに詩が生まれ

下町のナポレオンやってます

家の中では

そうなんだ、王様～

君が来るなら下僕にならねばならぬ

当然、誰も来ない

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夢魔

夢のような世界

夢なら覚めてくれ

変わった点を逐一挙げることに

さほど意味はない

変わったのが是か非か判断し

是ならそこから何が見えるか考えればいい

豪州の位置

これだけで是とするに十分に思える

であればどうか

平行世界が交わったということか

現代人の僕はサーバーチェンジも浮かぶ

では現実がデジタルの如きだと？

ただ変わった認識はあってもいい

階段の段差が少しあればそこで転ぶからだ

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王様の耳は

仕事などでは必死に役割を演じ、家に帰って

ネットで本音をぼやく。これはまだいい。と

いうか本来の使い方だ。しかしネットですら

仮面をかぶり、本音は表す場所がなく、近し

い舎弟をしばき倒す。これはまずい。言いた

いことを言えないという風潮は、よくないの

だ。大戦中もそうだったと聞く。言いたいこ

と言わせといたら、このざまなんですよ。そ

うなんだ。言うの行為が簡単になっている。

ネットのせいで。速い、速すぎる。今の子は

送信ボタンの重みすら感じないやもしれぬ。

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傷は浅いぞ

発狂徒やはり宗教じみた群れ

大事とも思ってないから言継がず

君は好き僕は嫌いでいいじゃない

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