平素の涙

詩集できました。




表紙、少しオサレに。




目次。近場からなる20編、40ページ。




サンプル。金太郎飴状態から脱したい。が、金太郎飴状態になったら占めたものなのかもしれない。

ダウンロードはこちら→平素の涙
　*6月2日　4ページ　誤植訂正。

ではまたね～(´∀｀)

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誠に寄るのみ

わざと希釈して言いがかりを演出するなんて

そんな巧みなことを考える人がいるなんて

ちょっとショックです

形見のグラスを見て

「これ割ったら大変ですね」と

笑って言うなんて

あなたの心は歪んでます

と、ここまで来て

彼らは自分のしていることが

わかっていないと感じる

もし人の死を感じていたならば

そうはならないであろう

しかし小細工権謀、大差ない

一局を汚してまで得るものなど

何もないのだ

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貝になりたい

お酒を飲んだときは、政治と宗教の話はしない

と書いたことがある

受け取られ方としては

前半部分は吹っ飛んだのである

「最近の若い者は」という落書きがピラミッドにもあった

と書いたことがある

受け取られ方としては

冒頭以外、吹っ飛んだのである

人の話聞いてないね、君たちぃ～

聞いていて、聞きたいとこだけ聞いてるんじゃないの

うかつなことは言えないのだ

あぁ、しゃべるまい

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後悔先に

伝えるべきことを

伝えないから

人が狂うのだ

つまり君が僕を

彼らに紹介しないから

達せずに

引き返した者が

あったろうか

いや

ない

引き返した方が

いいですよ

無駄に死んでいった

幾億の

生死たち

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落花流水

僕だって箱入り息子でしたのに

自戒もない改悛もなく慈悲もない

弱き者、汝の名ばかり女なり

生前に言えない君はまた屈す

偶像は人に被せし幻想を

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